日本人の体に合わせた「KANAMI 式バーオソル」
骨盤が後傾、もしくは前傾しやすいわたしたち日本人の体は、もともと姿勢が崩れがち。体幹部の筋肉が適切に使われにくく、背中が丸まり、腹筋が縮まりやすい性質をもっています。
適切に使われない筋肉は、放っておくと凝り固まってしまいます。固まる、と聞くとなんとなく体の中心軸として安定しているように感じるかもしれませんが、軸として機能する筋肉にはしなやかさがマスト。
本場のクニアセフメソッドは当然ながら多くの「日本人が抱える体の不調」は加味していません。また、さまざまなスポーツシーンで伝えられているように、欧米人と日本をはじめとしたアジア人との間には、骨格の違いが存在します。
そこで、「KANAMI式」は日本人特有の体の問題に着目し、凝り固まった筋肉を「ほぐす」ことで状態をリセット。そして「しめる」アプローチを加えた後に「ゆるめる」といった独自のアレンジをメソッドに加えました。それが「KANAMI 式バーオソル」です。
1回のレッスンで、余計な力みと疲れがスーッと消える
KANAMI 式バーオソルを実践している方の年齢層はさまざまです。7 歳から80 代、年齢だけでなく性別も問いません。
個々の抱える体の問題に対して自分自身で考えながら、それでいて決して無理をすることなく対応していけるからです。
また、よくある体づくりのプログラムは、トレーニングという本編に対して、前後あるいは両方にストレッチがプラスアルファで入ってきますが、KANAMI 式バーオソルの場合一つ一つの部位に対して矯正をかけていくために、本編そのものがトレーニングであ
り、ストレッチでもあります。
バーオソルを実践すると不要な力みがスーッと抜けて、立ち上がったときに重力をドシッと感じられるようになります。つまり、自分の力で首・肩こりなどの不調を解消しながら、疲れにくい体に近づくことができるのです。
【書誌情報】
『寝たままできる!パリジェンヌたちの体幹トレーニング KANAMI式バーオソル』
公開日:2020.05.19