オリックス、日ハムを経て中日へ
5日のプロ野球交流戦中日対ソフトバンク戦。6回表にマウンドに上がった中日の齋藤綱記は、1イニングを2奪三振9球でピシャリと抑えて見せた。
齋藤綱記はサイド気味のフォームから投げ込まれる鋭いスライダーが持ち味の左腕。北照高からオリックス、日本ハムを経て、昨季の6月にトレードで中日に加入すると、31試合に登板で防御率0.73の11ホールド。大きな飛躍を見せていた。
10年目を迎える今季も齋藤綱記は好調を維持。6月5日時点で22試合に登板し、防御率は0.53。昨季に並ぶ11ホールドをすでに上げ、自責点はわずかに「1」だ。
チームは交流戦ここまで3勝5敗の8位タイと波に乗り切れていないが、ここぞの場面でしっかり抑えてくれる左腕がいるのは大きい。チームの浮上のために、齋藤綱記にはさらなる期待がかかっている。
公開日:2024.06.06