百崎蒼生が代打で公式戦27打席目でプロ初本塁打
6月8日、鳴尾浜球場で行われたウエスタン・リーグの中日ドラゴンズ戦に、「2番・二塁」で先発出場した百崎蒼生は、4打数1安打1打点1HR。先制の1号ソロホームランを放ち、公式戦27打席目でプロ初本塁打を記録。阪神の新人一番乗りでホームランを記録し、1軍昇格へアピールした。
5回、2アウト走者なしの場面で打席に立った百崎蒼生は、中日ドラゴンズ先発の野中天翔の7球目140km低めのストレートを完璧に捉え、大きな放物線を描いた打球は防弾ネットに突き刺さる先制の1号ソロホームランとなった。
阪神の新人一番乗りでホームランを記録した百崎蒼生に対し、和田2軍監督は芯を食えばあれぐらい飛ばす力があると証明してくれたと高校通算39本塁打と将来性豊かな18歳の底知れぬパワーを絶賛した。
百崎蒼生は、3月7日に右肩を痛めて別メニュー調整となり、4月40日に代走として公式戦初出場を果たしたが、同期野手のドラフト3位・山田脩也と育成ドラフト2位の福島圭音から約1カ月半の遅れを取っていた。
阪神の新人一番乗りでホームランを記録し、1軍昇格へアピールした百崎蒼生には、阪神正二塁手としてどっしりと構える中野拓夢を脅かす存在に成長してもらいたい。
公開日:2024.06.09