坂口智隆が振り返る近鉄バファローズでのルーキーイヤー!
当時の外野陣は大村直之、礒部公一、下山真二など。
先輩たちにすぐに敵わないのは当然としても、同期入団で同級生の筧裕次郎と比べても自分がとても劣っている感じがして「プロの世界でやっていくのは無理だなぁ」と思ったとのこと。
筧裕次郎は明徳義塾高校の出身で甲子園での優勝経験がある。こういう名門校の選手とはやっぱり差があるんだと感じたとのこと。
とはいえ、ルーキーイヤーからファームで打率.302と高卒1年目の野手としては充分すぎる活躍。
1軍最終戦ではスタメン出場してヒットも打った。
そんな1年目を過ごしたら2年目の活躍が期待されるところだが、プロ野球の世界はそんなに甘くはなかった。
2年目の1軍戦出場はわずか7試合、ヒットは打てなかった。
いま振り返ると“気の持ちよう”が原因だと思うと坂口智隆は語ってくれた。
公開日:2024.06.20