助っ人外国人列伝/ライオンズ編
優良&愛されキャラまで!球界の盟主でプレーした助っ人たち!
今回の助っ人外国人列伝は、2017年のペナントで4年ぶりのAクラス入りを果たした西武。優良外国人が多かったライオンズの助っ人たちを振り返る!黄金時代を支えたカリブの怪人から現役助っ人まで!
イケメン助っ人は2年目にブレイクも以降はスランプ続きで失速…!
タイラー・リー・バンバークレオ
ライオンズ通算3年:(1988〜1990)
196試合 打率.243 53本塁打 123打点
当時では珍しい育成目的で1988年に入団したタイラー・リー・バンバークレオ。イケメンの高身長で話題を呼んだバンバークレオは、1年目の1軍出場はなかったが、ジョージ・ブコビッチが退団したことが転機となり、2年目に昇格すると左の大砲として豪快なホームランを量産。なお、育成扱いだったために年俸はわずか700万円。この年は満塁本塁打4本を含む38本塁打を放っており、コスパの面でもお得な助っ人だった。ただ、3年目以降は荒っぽい打撃と苦手とする変化球攻めでスランプに陥り、一ケタ台の本塁打に留まってしまう。1991年からは広島で1年間プレーするも鳴かず飛ばずで1994年に引退。その後はインディアンズなどで打撃コーチを務めた。2年目の大ブレイクと印象的な名前だけで今も記憶に残る助っ人だろう。
【初出】がっつり!プロ野球17号
『がっつり!プロ野球26号』1月30日発売!!
公開日:2020.05.29