監督・岡田彰布はどんな人だった!?
2023年に阪神タイガースを38年ぶり2度目の日本一に導いた名将・岡田彰布。
振り返れば2010年~2012年の3年間はオリックス・バファローズの監督をしていて、坂口智隆もその下でプレーをしていた。
監督・岡田彰布の人間像を教えてもらった。
坂口智隆は「選手との距離感が最も監督ぽかった」と語る。
というのも、オリックスでやった3年間の間でほとんど喋ったことがないという。
監督に必要な要素は数多くあるが、坂口智隆は“緊張感”がとてもあった監督だという。
これは決して悪い意味ではなくて、監督と選手は簡単に話せないぐらいの距離感でいいのではないかというのが坂口智隆の意見だ。
というのも、岡田彰布はグチグチと細かいことを指示するのではなく、「おまえは調子悪くても使うぞ」「バントも盗塁も下手だからサインは出さないから、とにかくヒットを打て」というシンプルなことだけを告げる監督だったとのこと。
オリックス時代の3年間は全てBクラスで結果は出なかったが、2023年に阪神で日本一となったのだから岡田流が正しかったことが証明された。
2024年シーズンもセ・リーグはまだ混戦状況。
緊張感を持った“岡田・阪神”の連覇が達成されるか注目してペナントレースを追っていきたい。
公開日:2024.07.12