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キック世界チャンプの経営者が考えるセカンドキャリアとは?

「HAYATO GYM」代表取締役 三宅裕二氏インタビュー④

ーーキックボクシングを通して、今後実現したいことはありますか。

三宅:会員様と一体となってキックボクシング界そのものが成長することですね。実は、うちの選手が試合に出ると、会員様が100人くらい応援に来てくれるんですよ。これは本当にすごいことで、興行の利益もたくさん出せるんです。利益が出せると、自分の表現したいこともできる。満員の後楽園で出来る幸せを1人でも多くの選手に味わってほしいですよね。うちの選手は会員様に支えてもらっていますけど、成長する過程も一緒になって喜んでいただいています。そんなジムが広がっていけばいいなと願っています。

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ーーどのスポーツにもファンはいますけど、キックボクシングはより選手とファンの距離が近いように感じます。

三宅:確かに野球やサッカー、相撲などの選手と比べるとファンとの距離はとても近いですね。そしてHAYATO GYMの選手は更にファンの方ともっと近いと思います。普通に選手だけやっていたらそうはならないんですが、HAYATO GYMでは選手がインストラクターとして業務をし、インストラクターが選手として試合をする時には大勢の会員様がファンとなって応援しに来てくれる。「教える」と「応援する」で、とても良い関係が作れているんです。本当にありがたいですよね。僕も現役の時にインストラクターをしていましたけどやっぱりたくさんのお客様が応援に来てくれて、その存在がすごく大きかったです。

ーー今選手として頑張っている人たちのセカンドキャリアについては、どう考えていますか。

三宅:引退してからもうちで働いてもらいたいですね。そしてキックボクシング界、ジム拡大に貢献できるようチャレンジしていく人間になって欲しい。僕が現役引退してから歩んできた道を、一緒に進んで欲しいと思っています。現に、19歳から選手兼インストラクターとして頑張ってきて、引退してからもここで働きたいと言ってくれた選手にジムを任せています。それだけではなく、他のジムで選手をしていて引退した人や今後キックボクシングに関わっていきたいというスタッフも働いています。そういう方たちも是非応募して来てもらいたいですね。

ーーHAYATO GYMのような場所が、どんどん広がってほしいです!

三宅:ありがとうございます。今思うと現役の10年間はほんの一瞬でした。でも他の人にはないキックボクサーとしてのキャリア、スキルを生かして今後の人生を考えていければいいなと思います。

【インタビュー】株式会社アニバーサリー「HAYATO GYM」代表取締役 三宅裕二
◆経歴◆
1977年、茨城県生まれ。株式会社アニバーサリー代表取締役「HAYATO GYM」会長、インストラクター。元プロキックボクサー。リングネームは「HAYATO」。UKF世界スーパーウェルター級王者、K-1 WORLD MAX 2008 日本代表決定T 準優勝などタイトル多数。23歳でプロデビューを果たし、「叩き上げのベビーフェイス」のキャッチフレーズで人気を博す。趣味はオーディオと子育て。

【取材元】スポジョバ〜スポーツ業界に特化した求人メディアサイト〜
取材・構成=久下真以子
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