バッティングと首都高の共通点とは!?
里崎智也流のバッティング論をトークしてもらった。
バッティングは5割しか教えられないという。
それはなぜかというと、形は教えられるけれど、バットを振りだすタイミングは人それぞれだから教えられないのだという。
これを里崎流の面白い例え話でトークしてくれた。
関東近郊にお住いで車を運転する人ならわかるだろう、「首都高の合流」だ。
得意な人はちょっとした隙間のタイミングで合流できる。しかし、下手な人はなかなか行けない。つまりタイミングを合わせられないのだ。
上手い人から見たら「行け! 行け! 行け!」と思ってしまうが、下手な人からすると行く自信が持てないから行けないのだ。
野球の話に戻そう。
バットをテイクバックするタイミング、足を上げるタイミング、こういったことは人それぞれベストなタイミングが違う。だから他人が教えられない。
なので、自分自身で反復練習をしてベストなタイミングを探し出すしかないのだ。
また、そのタイミング探しがうまくいかない人はせめて球種にヤマを張って、そのボールが来るタイミングにバットを出せば何回かに1回は当たってくれるはずだから、そういう方法もあるとトークしてくれた。
公開日:2024.08.16