佐々木俊輔が先制適時打含む3安打猛打賞

8月12日、ジャイアンツ球場で行われたイースタン・リーグの千葉ロッテマリーンズ戦に、「3番・中堅」で先発出場した佐々木俊輔は、3打数3安打1打点2盗塁。先制のタイムリーヒットを含む3安打猛打賞、2試合連続マルチヒットを記録。直近5戦打率.500と打撃好調で、1軍再昇格へアピールした。

初回、1アウト三塁のチャンスの場面で打席に立った佐々木俊輔は、千葉ロッテマリーンズ先発の美馬学の6球目133km内角低めスライダーを捉え、ライトへ先制のタイムリーヒットを放った。4球目をファールした際に自打球が左足に当たって、もん絶する場面もあったが、痛みに耐えて先制のタイムリーヒットにした。

さらに、3回先頭打者で打席に立つと、佐々木俊輔は再び美馬学の初球129kmスライダーをライトへ運び、2試合連続マルチヒットを記録。

最後は、5回も先頭打者で佐々木俊輔は、千葉ロッテマリーンズ2番手・中村稔弥の3球目133kmツーシームをショートへの内野安打とし、3安打猛打賞を記録した。

佐々木俊輔は、6月23日に1軍再昇格を果たしたが、昇格後は打率.227と結果を残すことができず、7月25日に1軍登録を抹消されていた。しかし、8月に入り、10試合に出場し、25打数14安打の打率.560と打撃好調で、1軍再昇格へ向け、アピールを続けている。

先制のタイムリーヒットを含む3安打猛打賞、2試合連続マルチヒットを記録し、8月打率.560と打撃好調で、1軍再昇格へ前進した佐々木俊輔には、浅野将吾に負けじと丸佳浩、岡本和真を脅かす活躍を期待したい。