助っ人外国人列伝/オリックス,阪急編
怪力三冠王から異色の俊足助っ人まで!
今回の助っ人外国人列伝は、オリックスと前身球団の阪急を大特集。球団の黄金期、低迷期を支えた助っ人たちは記憶に残る実力ぞろい!
打撃はギリ及第点だが守りは完璧!福本豊、簑田浩二と鉄壁の外野を形成!
バーニー・ウィリアムス
阪急通算6年:(1975〜1980)
718試合 打率.258 96本塁打 294打点77盗塁
バーニー・ウィリアムスと言うと、ヤンキース一筋で活躍したメジャーリーガーが有名だが、阪急の黄金期を支えた助っ人も忘れられない。阪急の黄金期を築いた名将・上田利治が監督に就任した1975年に来日したウィリアムス。在籍した6シーズンの打撃は2割半ばの打率、本塁打が15本前後とやや物足りない成績だったが、高い守備力でチームに欠かせない存在感を見せた助っ人である。強肩巧守の外野手としてライトを守り、簑田浩二、福本豊と鉄壁の布陣を形成。1976年と1978年にはダイヤモンドグラブ賞(現在のゴールデングラブ賞)を獲得する活躍を見せ、チームの3年連続日本一に貢献した。しかし、1980年にチームがBクラスに転落したことで解雇され、現役を引退している。ちなみにプロ野球通算4万号を放ったのはウィリアムスだ。
【初出】がっつり!プロ野球20号
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公開日:2020.06.09