捕手としての出場機会減少の大城卓三の去就に注目が集まる
9月12日に、国内フリーエージェント(FA)権を取得した巨人の大城卓三の去就に注目が集まっている。
大城卓三は7年目の今シーズン、打率.254、3本塁打、27打点。捕手としての出場は途中出場も含め、岸田行倫の72試合、小林誠司の36試合に次ぐ3番目の32試合と捕手としての出場機会が阿部慎之助監督に変わり、大幅に減少している。
もっと良い捕手になりたいと常に口にしている大城卓三にとって現状の捕手と一塁手との併用に満足しているとは思えず、捕手としての出場機会を求めて、他球団への移籍を模索するのではないかと囁かれている。
もし、大城卓三がFA権を行使するとなれば、獲得に動く球団は少なくなさそうだ。西武ライオンズや楽天イーグルス、阪神タイガースなどは捕手層が薄く、打てる捕手である大城卓三の存在は魅力的なはずだ。また、ソフトバンクホークスは、正捕手の甲斐拓也が国内FA権を取得し、さらに昨オフには単年契約を結んでいる為、その動向いかんでは有力な候補となってきそうだ。
それでも、巨人に残留し、岸田行倫、小林誠司と巨人正捕手の座を争うという選択もあり、大城卓三が他球団へ捕手としての出場機会を求め、移籍を選ぶのか、巨人残留を選ぶのか目が離せない。
公開日:2024.10.31