6年連続の開幕マスクへ小林誠司が大きく前進できたワケ
6月11日に東京ドームで行われたDeNAベイスターズとの練習試合に先発出場し、2回に桜井周斗からレフト前ヒットを放ち、6打数連続安打をマークした小林誠司。
6打数連続となったヒットは、打球が三塁手の前で大きく跳ねてレフト前へ転がるというラッキーなヒットとなった。
このようなヒットが飛び出すことこそラッキーボーイ小林誠司の好調のバロメーターだ。
開幕マスク争いを一歩リードされていた大城卓三が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性判定を受けて離脱する中、その穴を埋める所か、それを凌駕する活躍を見せアピールできてしまう運も小林誠司は持ち合わせている。
しかしこの打撃好調の要因は、決して運ではない。
小林誠司が自主調整期間中も、自分の課題である打撃を磨く為、いつ出てもいいようにスイングを重ねてきたのだ。
いつどこで出されてもしっかり結果を残せるように準備してきた結果が今の打撃好調に繋がっているのだ。
小林誠司には、この勢いのまま、6年連続の開幕マスクを実力で勝ち取り、巨人の正捕手として今シーズン大きく進化してもらいたいものだ。
公開日:2020.06.12
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