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100三振トリオの一角も見事にホームラン王を獲得!ラリー・パリッシュ

Text:橋本雅生

助っ人外国人列伝/愛すべきキャラ編

日本人以上にファンに愛された男たち!

多くのファンに愛され、今もなお鮮烈な印象を残すキャラの濃い外国人選手たち。そんな「記憶に残る助っ人」たちを紹介します!!

メジャー通算256本塁打を誇る豪快な「ワニ食い男」!

ラリー・パリッシュ
NPB通算1年:(1989〜1990)
235試合 打率.260 70本塁打 183打点

ハドラー来日の4年前。ヤクルトにはもう一人のゲテモノ食いメジャーが在籍していた。入団会見の席でパリッシュは「好きな食べ物はワニだ」と発言。彼いわく「故郷のフロリダではワニは普通に食べるもの」なのだそうだ。メジャー通算256本塁打の実力は本物で、来日1年目には42本塁打でホームラン王に輝いている。しかし、その反面三振も多く、当時のヤクルト打線の主力である池山隆寛、広澤克実とともに「100三振トリオ」の一角をなすこととなった。そのため1年で解雇。阪神に移籍後も活躍したがひざの故障のため1990年シーズン途中で突如引退。引退後はアメリカに戻り、タイガースやブレーブスで打撃コーチを務めた。

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