試合の翌日は完全休養ではなく積極的休養で
試合の翌日は休養日になっているチームも多いと思いますが、何もしないままで過ごす完全休養よりも、軽めの運動を行ったほうが体力面での回復がすみやかになるといわれています。
プロ野球選手などでも登板翌日は軽く走り、その翌日に完全休養をとることが多くなってきているようです。
アクティブレストを行うときは、体全体を動かすようなものを選び、じんわりと汗をかく程度の軽めの運動強度で行うことがポイントです。
軽くジョギングをする、プールなどで泳ぐ、他競技をレクリエーションレベルで行うなど、楽しんで行えるものが良いでしょう。
また時間は短めで「少し物足りないかな」という程度にとどめておくことが大切です。
アクティブレストは気分転換としてのリフレッシュ効果も期待できます。
【書誌情報】
『基礎から学ぶ スポーツセルフコンディショニング』
著:西村典子(アスレティックトレーナー)
近年、セルフコンディショニングという言葉を聞けば、自分自身で自分の体を良い状態に保つための取り組みであることが理解されるようになってきましたが、やはり、その内容は奥が深く、まだまだ正しい知識が広まっていないのが現状です。そこで、本書では、数々のプロスポーツ選手を指導した経歴を持つ日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーである西村典子氏による環境に頼らず自分自身をアップデートする基礎から学ぶセルフスポーツコンディショニングを3つのパートに分けてわかりやすく紹介。結果を出すアスリートは必ず実践しているコンディショニングは必見です。
公開日:2019.08.15
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