現役最多犠打の名手がその数を大台に乗せる!
パ・リーグを代表する強豪チームといえば、昨季日本シリーズを制したソフトバンクだが、その強さを影で支えているのが今宮健太の存在だ。安定した守備と肩の強い遊撃手として、過去にはベストナインも獲得している今宮健太は、“守備の人”としての印象が強いが、実は現在通算299犠打という現役最多犠打数を誇るバントの名手でもあり、通算300犠打という大台まで、あと1本というところまで迫っている。
開幕戦では3打数2安打と犠打の場面がなく、開幕戦での達成はならなかった。
続く第2戦は、背中の張りを訴えスタメンから外れ、8回に代打で出場するも空振りの三振に終わっている。
背中の張りの容体は気になるものの、工藤監督は大事を取ってのベンチスタートと今宮健太を抜けられては困る選手と評し、故障しないように慎重に起用していく構えだが、達成すれば史上最速記録となる通算300犠打をファンは心待ちにしているに違いない。
公開日:2020.06.21