開幕1球目にストレートを投げられなかったことの意味
6月19日(金)にやっと開幕したプロ野球。
開幕投手に選ばれた12投手が投げた1球目に、不安を感じた3投手がいます。
“ピッチャーの生命線はストレート”というのはよく聞くフレーズでしょう。ピッチャー心理として、開幕1球目は打たれてもいいから気持ちよくストレートを投げたいものだと思うのですが、変化球からスタートした開幕投手が3人いました。
その3人は、
阪神/西勇輝投手‐スライダー
ロッテ/石川歩投手‐シンカー
オリックス/山岡泰輔投手‐スライダー
おそらく、この3投手はストレートに絶対的な自信が無かったのではないでしょうか。
そして結果論かもしれませんが、上記3チームは開幕ゲームを落としました。
「エースが開幕をストレートでスタートしなかった消極的な姿勢が、野手にも悪影響をもたらしてバットを湿らせてしまった」という分析は考えすぎでしょうか?
上記3投手の次の先発時の1球目に再注目してみたいものです。はたして今度はストレートを投げられるでしょうか?
公開日:2020.06.22