大野雄大から放った左手1本の技ありホームラン
7月3日に東京ドームで行われた中日ドラゴンズとの第1戦で先発した菅野智之を援護する華麗な守備と先制のホームランを放った坂本勇人。
まずは、3回1アウトの場面で木下拓哉の抜ければレフト前ヒットとなる三塁よりの深いボールを捕球し、ノーステップで一塁へ送球し、菅野智之のノーヒットピッチングを鼓舞する華麗な守備を見せた。
そして、中日先発大野雄大と菅野智之が完璧な投球を見せ合い、0-0で迎えた6回1アウトの場面で打席に立った坂本勇人は、大野雄大の見逃せばボール球だった低めのスライダーを坂本勇人の抜群のセンスですくい上げ、レフトポール付近へ落ちるホームランを放った。
この一打に大野雄大もまさかという表情でボールの行方を追い、入った瞬間も唖然とした表情を浮かべていた。
6回の坂本勇人の先制ホームランで火がついた巨人打線は、7回1点、8回3点と連続で得点をあげ、終わってみれば5-0と中日ドラゴンズとの今シーズン初戦を勝利し、菅野智之も今季のプロ野球で一番乗りの完封勝利をあげた。
今シーズン2勝目と順調に勝利を積み重ねる菅野智之が今シーズン何勝するのか楽しみだ。
公開日:2020.07.04