助っ人外国人列伝/メジャー出戻り大活躍編
日本で学んで、メジャーで覚醒!?
今回の助っ人外国人列伝は、メジャーとは異なる独自の「日本野球」を経験した後、メジャーに戻ってさらに飛躍する選手が増えている。ここでは、そんな「出戻り大活躍選手」を紹介。
楽天日本一の立役者!
ケーシー・マギー
NPB通算成績1年:(2013)
NPB通算(1年) 144試合 打率.292 28本塁打 93打点
MLB通算 (5年) 551試合 打率.257 61本塁打 283打点
2014年、マーリンズの四番としてチームの大黒柱となっているのが2013年、楽天の日本一に貢献したマギーだ。ブルワーズ時代の2010年には23本塁打104打点を残したものの、その後は低迷。彼が新天地に選んだのが日本球界だった。来日当初は日本人投手特有の変化球攻めに苦しんだ。しかし、同僚・アンドリュー・ジョーンズとともに、見事にアジャスト。田代富雄打撃コーチの徹底指導もあり、ワンランク上の選手に脱皮した。当然、楽天は残留を望んだものの、「メジャーでもう一度勝負をしたい」と大型契約を固辞。こうしてつかんだメジャー舞台において、日本で学んだ変化球対策を存分に生かしたマギーはチームをけん引する中心選手となったのだ。
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公開日:2020.07.22
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