無安打も好走塁で魅せた梶谷隆幸
7月11日に阪神甲子園球場で行われた阪神タイガースとの一戦で9回にフォアボールで出塁し、好走塁見せ、DeNAベイスターズの逆転勝利を呼び込んだ梶谷隆幸。
阪神エース西勇輝の前にDeNAベイスターズは、チャンスは作るも1点止まりで9回を迎え、守護神藤川球児が登場し、阪神甲子園球場は阪神タイガースの5連勝を祝う準備が整いつつあった。
しかし、その空気を一変させたのが、9回1アウトの場面で打席に立った梶谷隆幸だ。
フォアボールで出塁。続く桑原将志がセンター前ヒットを放つと、積極的にホームを狙う走塁を見せた。それが視界に入った阪神植田海が焦り、ボールを後逸した。そのまま梶谷隆幸はホームインし、ついに同点に追いついた。その後、ソトがレフトスタンドへ2ランホームランを放ち、勝ち越しに成功した。最後は、山崎康晃がランナーを溜めるも無失点で切り抜け、DeNAベイスターズは逆転勝利を掴んだ。
打率.352と今シーズン打撃好調の梶谷隆幸だが、打てない日でも走塁や守備で活躍できる今の姿をシーズン通して、継続できればタイトルにも名を残しそうだ。
公開日:2020.07.12