カープアカデミーで学んだピッチングでカープに初勝利!
16日、巨人のメルセデスが今季初勝利をあげた。その相手は広島カープ。
2016年に母国・ドミニカで広島東洋カープベースボールオブアカデミー(通称:カープアカデミー)で野球を学んだメルセデスは、2017年に巨人のトライアウトを受けて合格し育成契約を結んでいる。
カープアカデミー出身者は通常、カープに入団することが多い。しかし、ライバル球団に入ったメルセデス。そして16日のカープからの勝利は9回目の対戦で自身初。
カープアカデミーで学んだ投球術でカープ打線をしっかりと押さえた勝利は、ある意味カープへの恩返しとなるピッチングにもなった。
今季のメルセデスの推定年棒は1100万円。昨年の860万円から増加したとはいえ、それでも8勝をあげたピッチャーとしては安すぎる額だろう。
出来高払いの割合を多くしている契約のようだが、せめてあだ名の「ベンツ」1台分ぐらいの額は+αしてあげられないものか。
とはいえ、巨人には貴重なサウスポーのピッチングが“優勝”に必要なことは間違いないはずだ。
公開日:2020.07.17