ベテラン青木宣親の勢いが止まらない!!
7月21日、横浜スタジアムで行われたDeNAベイスターズとの一戦で、青木宣親は初回の2ランHRを含む4打点の活躍でチームの勝利に貢献した。
1回表、フォアボールで坂口が塁に出ると、3番スタメンの青木宣親がDeNA先発ピープルズ投手の3球目をライトスタンドへ先制の2ランHR。その裏に逆転されるも、5回には坂口と山田の連続ヒットで青木に繋がり、カウント1-2から右中間に逆転の2点タイムリー2ベースを放った。青木宣親は昨日(7月21日)まで打率3割1分8厘、HR5本、16打点と絶好調!
試合はチャンスを生かした打撃陣の活躍により、約1年ぶりの登板となった原樹理投手が5回3失点で今季初勝利を飾った。
歴史ある日本プロ野球界において青木宣親がどれだけすごい選手なのか、皆さんはご存じであろうか?05年セ・リーグ新人王、05年07年10年と3度の首位打者、06年盗塁王他、タイトルホルダーで大リーグでもプレー経験のあるすごい選手!このように思う方が大半であろう。確かにこの実績だけでもすごい選手であることは間違いはない。
だが、青木宣親というプレーヤーは日本プロ野球で通算打率が3割2分5厘。現時点(2020年7月21日現在)で4,000打数以上の選手中、歴代1位の通算打率を誇る超ヒットメーカーであり、あの川上、長嶋、王、落合など、日本プロ野球界を代表する打者歴代スタープレーヤーをも超える、“歴史に名を刻む”クラスの選手なのである。
しかし、そんな青木宣親にも達成できていないことがある。それは日本プロ野球界で優勝経験がないことである。2018年、大リーグから日本球界に復帰した青木宣親はヤクルトスワローズで優勝するために戻ってきたに違いない。自ら声を出し、人より練習をし、試合で結果を残す。その姿は他選手の手本となり、チーム全体の底上げに繋がるのであろう。38歳の新主将はこれからもチームを鼓舞し、まだ成し得ていない頂点を目指すのである。
公開日:2020.07.22