助っ人外国人列伝/台湾編
日本球界で輝いたアジアの星!
「助っ人外国人」とは北米を中心としたメジャーリーガーだけではない。台湾や韓国をはじめとするアジア地域にも忘れがたき助っ人たちは多い。
王に憧れて来日した苦労人!一本足打法の雄姿は今も!
大豊泰昭
NPB軍通算14年:(1989〜2002)
1324試合 打率.266 277本塁打 722打点
根っからの苦労人だ。幼い頃に王貞治に憧れて日本行きを目指した大豊泰昭は1984年に名古屋商科大学へ入学。そして、日本人扱いで入団するために1年間を中日の球団職員として過ごした。プロ4年目を終えた1992年の秋季キャンプで張本勲臨時コーチの勧めで一本足打法に取り組み、ついに才能が開花。1994年には本塁打王と打点王の二冠王に輝いた。しかし、本拠地がナゴヤドームに移転後の1998年には阪神に移籍。その後は目立った成績を残せず、2001年に中日に戻った後、翌2002年に引退。引退後は中日のアジアスカウトとしてチェン獲得に尽力。中日に恩返しを果たした。
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公開日:2020.08.06