助っ人外国人列伝/台湾編
日本球界で輝いたアジアの星!
「助っ人外国人」とは北米を中心としたメジャーリーガーだけではない。台湾や韓国をはじめとするアジア地域にも忘れがたき助っ人たちは多い。
期待の「第三の郭」は波乱万丈の野球人生!
郭建成
NPB軍通算2年:(1990〜1991)
21試合 0勝4敗防御率5.26
郭源治、郭泰源に続く「第三の郭」として1989年にヤクルトに入団。入団初年度にはファームで最優秀救援投手となり、ヤクルトファンの期待を一身に集めた。しかし、郭の活躍はここまで。1990年に1軍デビューを果たすもののまったく通用せず、就任したばかりの野村克也監督を大いに嘆かせた。結局、日本では未勝利のまま1991年オフに退団し台湾球界に復帰。台湾では2度のセーブ王に輝き、それなりの成績を残したが、1997年の「黒鷹事件」と呼ばれる八百長事件により逮捕、実刑判決を受けた。それでも郭建成はめげずに出所後の2002年に中国リーグで現役復帰。2005年には兼任コーチとしても活躍した。
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公開日:2020.08.07