助っ人外国人列伝/台湾編
日本球界で輝いたアジアの星!
「助っ人外国人」とは北米を中心としたメジャーリーガーだけではない。台湾や韓国をはじめとするアジア地域にも忘れがたき助っ人たちは多い。
バルセロナ五輪の英雄は日本では不完全燃焼か?
郭李建夫
NPB軍通算6年:(1993〜1998)
167試合 27勝31敗19S 防御率3.50
143キロのストレートを弾き返したヤクルト・飯田哲也の打球が股間に命中。マウンド上で悶絶していたのがバルセロナ五輪で銀メダル獲得に貢献した郭李建夫だった。当時の報道によると、郭李の睾丸はソフトボール大に腫れ上がったという。当初は軽傷と診断されていたが、後に「睾丸破裂」の報道もなされるほどの重症と判明。この場面は何度も「珍プレー」で放送されておなじみに。1993年に阪神に入団した郭李建夫は外国人枠の関係でパチョレック、オマリーの陰に隠れることが多く、当時話題になっていた「国連平和維持活動(PKO)」から、3人の頭文字をとって「阪神PKO問題」とも言われた。阪神には6年間在籍。台湾球界では2003年までプレーした。
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公開日:2020.08.08