自律神経が整う朝起きたらしたい“簡単な習慣”とは!?


起きたらうがいしてコップ1杯の水を飲む
正しいうがいの仕方

- コップに入れた水を半分くらい口に含み、数回「ブクブク」しっかりうがいをして水を吐き出す。
- 残りの1/3量ほどを口に含み、上を向き「ガラガラ」うがいをする。1回15秒ほど、2、3回繰り返す。
次に実践してほしいのは、「起き抜けにコップ1杯の水を飲む」ことです。私たちの体の60%を占める水は、自律神経にも深く関係しています。最も避けたいのが、水分が不足して血液がドロドロになり、血流が悪化すること。自律神経に多大な悪影響を及ぼします。睡眠中は水分摂取ができないため、朝起きたときは誰もが軽い脱水状態です。速やかに水分をとることで、朝から血液の流れがスムーズになります。
さらによいことに、水を飲むことで腸が刺激され、副交感神経が高まります。朝は副交感神経が急降下。代わって交感神経が過剰に高まり自律神経を乱すことも。そういった急激な変動を抑え、自律神経を整えるのに効果的なのです。
水は常温がおすすめ。冷たいと胃腸が冷えて内臓の血流が悪くなります。また、朝一の1杯はちびちび飲まないで一気に飲むこともポイント。そうすると胃腸が適度に刺激され、腸のぜん動運動が活発になって便秘の改善にも繋がります。
もう一つ気をつけたいのは、水を飲む前にうがいをすることです。口の中は寝ている間に無数の雑菌が繁殖しています。そのまま水を飲むと雑菌まで飲み込んでしまうので要注意。必ずうがいをして雑菌を洗い流すようにしてください。その意味では、歯磨きも大切。朝食後に磨く人もいますが、朝は食べる前にしっかり歯を磨き、雑菌が体内へ侵入するのを防ぎましょう。
1杯の水で胃腸のスイッチをオン

寝起きに常温水または冷めた白湯を一気に飲みましょう。 睡眠中に休んでいた胃腸が刺激されてスイッチが入り、自律神経が整います。
水を飲むという行為には、自律神経を落ちつかせる作用があります。1日かけて1~2リットルの水をこまめに飲む習慣をつけてください。
【出典】『1週間で勝手に自律神経が整っていく体になるすごい方法』著:小林 弘幸
【書誌情報】
『1週間で勝手に自律神経が整っていく体になるすごい方法』
著:小林 弘幸
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最近、なぜか気力も湧かないし、病院に行ってもよくわからない謎の体調不良がある……。
それはもしかしたら、『自律神経』が乱れているかもしれません。
怒ったり悲しくなったり、ストレスでメンタルにダメージを受けると、人間の生命活動の中で最も重要な『自律神経』が乱れ、その影響で身体の不調を感じる人が多くいます。
症状はさまざまで、「位置がコロコロ変わる痛み」「レントゲンで見えない腰痛」「動悸・不整脈」「パニック」など不安になるような症状をはじめ、頭痛、肩こり、不眠、過呼吸、めまい、息切れ、吐き気、慢性的な倦怠感など、多岐にわたります。
しかしそのどれもが原因不明で、病院で検査しても血液検査は正常だし、「とりあえず様子を見ましょう」となって原因がよくわからない…。
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これまでの自律神経の研究の中から、最も効果の高い方法を厳選し、それを日々の生活に取り入れることで自然と心身のストレスが消えていきます。
その方法は、「朝にハチミツヨーグルトを食べる」「頭の中で秒数をカウントしてリズミカルに呼吸する」「頭から顔を順番にタッピングしながら寝る」など、今日から誰でもできるカンタンなものばかり。
自律神経の本の中でも、とにかく効果が高くやるべきことだけをぎゅっと詰め込んでいるので、何をしていいか迷った方にもぜひ手に取って頂きたい一冊です。