助っ人外国人列伝/台湾編
日本球界で輝いたアジアの星!
「助っ人外国人」とは北米を中心としたメジャーリーガーだけではない。台湾や韓国をはじめとするアジア地域にも忘れがたき助っ人たちは多い。
大豊に見いだされ、郭の指導で花咲いた!先輩たちに愛された期待の星!
チェン・ウェイン
NPB通算成8年:(2004〜2011)
127試合 36勝30敗1S14H 防御率2.59
MLBも狙う逸材を見事に獲得したのは、当時中日のアジア担当スカウトだった大豊泰昭の大功績。2008年の来日初勝利の際に「大豊さんのおかげで勝てました!」とヒーローインタビューで叫んだ姿を覚えているファンも多いはず。2004年の入団以来、左ひじの疲労骨折などで思うような成績を残せないでいたが、2007年に7勝を挙げると、8勝、13勝、8勝と安定した成績を残し、2011年オフにメジャー行きを表明。翌2012年にオリオールズと契約。日本時代には郭源治の勧めで来日当初から専属通訳をつけずに独力で日本語でのコミュニケーションに励んだ。渡米後も「中日の結果は気になる」という人柄もあって、今でも日本人ファンは多い。
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公開日:2020.08.11