勝負の決め手は塁にランナーを溜められたかどうか
15日に行われたオリックスバッファローズ対西武ライオンズの一戦は大味の試合となった。
20得点で大勝のオリックスだが西武ライオンズに対し、8失点しているところを見ると決して良い試合だったとは言い切れない。
オリックス20安打、西武ライオンズ14安打と共に二桁安打を放っており、実はどちらが勝利を手にしていてもおかしくはない試合だった。
その勝敗を大きく分けたのはランナーを溜めた場面で1打出たか出なかったかだ。
オリックスは3回にロメロの満塁ホームラン、5回にモヤの3ランホームランを含め、複数得点を生み出した一打が4本あったのに対し、西武ライオンズは4回に2番源田壮亮、3番森友哉、4番中村剛也が3者連続ホームランを放つも全てソロホームランに終わり、複数得点を生み出した一打は6回に山川穂高が放った2ランホームランのみだった。
この試合を見てもわかる通り、打線を繋いでランナーを塁に溜め、得点を重ねることがいかに野球において重要かわかる試合展開となった。
公開日:2019.08.16
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