助っ人外国人列伝/台湾編
日本球界で輝いたアジアの雄!
北米出身のメジャーリーガーだけが「助っ人外国人」ではない。WBCや五輪における最大のライバル国で、名選手を多数輩出している韓国の助っ人たち。
「韓国の至宝」にして、「名古屋のアンパンマン」!
宣銅烈
NPB通算成4年:(1996〜1999)
162試合 10勝4敗98S 防御率2.70
韓国通算146勝、132セーブ、防御率1.20という成績を引っ提げて「韓国の至宝」こと宣銅烈が来日したのは1996年のこと。そして、来日当時すでに33歳ながら日本でも大活躍した。1997年にはリーグトップタイの38セーブを記録し、1999年には28セーブで中日ドラゴンズの優勝に貢献した。同年限りで引退後も、自費で中日にコーチ留学するなど日本との交流は続いた。2005年に三星ライオンズの監督に就任すると、すぐにリーグ制覇。2006年のWBCでは投手コーチとして韓国代表を指導した。韓国球界屈指の大エースでありながら、飾らない人柄で誰からも愛された。また、積極的に日本語を学ぶ大の親日家としても有名。その風貌から「名古屋のアンパンマン」としてファンからも愛された。
『がっつり!プロ野球26号』1月30日発売!!
公開日:2020.08.14