プロ10年目でプロ野球人生初の満塁ホームラン放った中谷将大
8月6日に阪神甲子園球場で行われた読売ジャイアンツとの一戦で、8回に代打で登場し、プロ野球人生初の満塁ホームランを放った中谷将大。
7点リードで迎えた8回1アウト満塁の場面で代打で登場した中谷将大は、1ボールから巨人投手5人目の堀岡隼人の甘く入った144キロのストレートを完璧に捉え、今シーズン第1号となるプロ10年目でプロ野球人生初の満塁ホームランをレフトスタンドへ放り込んだ。
2017年に20本塁打を放ち、「右の大砲」として毎年期待されながらも、2018年は5本塁打、2019年は6本塁打、今季も開幕2軍スタートとなかなか結果を出せずにいた中谷将大が7月17日にようやく1軍昇格し、代打出場がメインとなる中、ようやく本領を発揮して見せた。
中谷将大の満塁ホームランもあり、11得点奪った阪神タイガースが今シーズン巨人を2ケタ失点負けにした初のチームとなった。
強力巨人打線を0点に抑え、2ケタ得点を挙げられる阪神タイガースこそ、巨人の首位独走を止められるチームであることは間違いない。
満塁ホームランで一気に存在感を示した中谷将大が、激しい阪神タイガース外野レギュラー争いに割って入る活躍を見せれば、さらに阪神タイガースの打線は巨人に引けを取らない打線になるはずだ。
中谷将大がこの試合を皮切りにどのような起用をされ、活躍の場を作るのか注目だ。
公開日:2020.08.07