価値あるタイムリーツーベースヒット放ったウィーラー
8月9日にナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズとの一戦で4打数2安打1打点と反撃の狼煙を上げるタイムリーツーベースヒットで巨人の4連敗を防いだゼラス・ウィーラー。
2点を追う7回1アウト2塁の場面で、好投を続けてきた中日先発ロドリゲスのスライダーを引っ張り、レフトへの一打を放ち、ヘッドスライディングで二塁に到達し、反撃の狼煙を上げるタイムリーツーベースヒットとした。
その後、1アウト満塁の場面で、代打・亀井善行がセンターへの犠牲フライを放ち、同点に追い付き、延長10回の末、引き分けに持ち、巨人の4連敗を防いだ。
坂本勇人、丸佳浩、岡本和真の打撃不振の中、巨人が勝っていく為にはこうしたウィーラーのような活躍を見せる選手が現れる必要がある。
坂本勇人は、昨夜の試合を含め18打席ノーヒット、丸佳浩は23打席ノーヒット、岡本和真もこの試合4打数のノーヒットで8月打率.156と巨人の中軸3人が揃って打撃不振に陥ってしまっている。
7月は3人合わせて19本塁打、49打点を叩き出していた坂本勇人、丸佳浩、岡本和真の同時不調は好調巨人の勢いに一気にブレーキを掛けた。
巨人としては坂本勇人、丸佳浩、岡本和真が不調に陥ったとしても他の選手の躍動で何としても勝ちを拾っていきたい所で現れた救世主こそがウィーラーなのだ。
坂本勇人、丸佳浩、岡本和真の打撃不振の中、ウィーラーの活躍で巨人が首位陥落を防ぐことができるのか注目だ。
公開日:2020.08.10