助っ人外国人列伝/台湾編
日本球界で輝いたアジアの雄!
北米出身のメジャーリーガーだけが「助っ人外国人」ではない。WBCや五輪における最大のライバル国で、名選手を多数輩出している韓国の助っ人たち。
プロ野球選手からロックスターへ華麗な転身!
サムソン・リー
NPB通算成2年:(1998〜1999)
47試合7勝5敗3S 防御率3.30
韓国時代の1994、1995年には2年連続最多勝、1997年にはセーブ王に輝いたサムソン・リーこと李尚勲。メジャー移籍交渉が難航した1998年に中日に入団。しかし、日本では目立った活躍を残せないまま2000年にボストン・レッドソックスに移籍。韓国球界初の日米韓プレイヤーとなった。その後、韓国球界に復帰したが、2004年に当時の監督と対立してシーズン途中で電撃引退。その理由は「ロッカールームでのギター演奏による対立」と報道され、マスコミ、ファンを驚かせた。しかし、人々はさらに驚くことになる。彼は「WHAT!」というバンドのギタリストとしてデビュー。精力的にライブをこなして地道な音楽活動を続けることになった。2012年には独立球団・高陽ワンダーズの臨時コーチも務めている。
『がっつり!プロ野球26号』1月30日発売!!
公開日:2020.08.16