長打含むマルチヒットで存在感放った上本博紀
8月19日に東京ドームで行われた読売ジャイアンツとの一戦で、4打数2安打と初回にツーベースヒットとなる長打を放ち、存在感を見せた上本博紀。
今シーズンは開幕1軍でスタート下が、11試合出場で19打数1安打と苦しみ、7月17日に登録を抹消され、2軍で調整を続け、状態を上げ、1カ月ぶりに1軍再昇格を果たした。そして、2番二塁で先発出場を勝ち取ると、初回いきなりセンターへのツーベースヒットを放ち、続く6回も先頭打者で大竹寛の141キロのストレートをとらえ、三遊間を割るレフト前ヒットを放った。
巨人の盤石のリリーフ陣に4安打と抑えられた阪神タイガースの中で唯一のマルチヒットを放ち、存在感を見せた上本博紀の活躍に矢野監督は「いい形でスタートを切れた。またチャンスはあると思う。頑張ってもらえたら」と期待する言葉を残した。
持ち前のスピードとここぞの場面で一発が打てるパンチ力を持ち合わせる上本博紀が開幕してからなかなか定まらない阪神タイガース2番スタメンの穴を埋める活躍を見せられれば、残塁が多くなっている阪神打線が活性化され、取りこぼしなく得点を挙げられる打線に変わるはずだ。
上本博紀が開幕してからなかなか定まらない阪神タイガース2番スタメンの穴を埋める救世主となれるのか注目だ。
公開日:2020.08.20