プロ通算235試合目で初盗塁を記録した大城卓三
8月23日にマツダスタジアムで行われた広島カープとの一戦で4打数1安打1盗塁とプロ通算235試合目で初盗塁を記録した大城卓三。
同点出迎えた8回2アウト1塁の場面で打席に立った大城卓三は、塹江敦哉の135キロのスライダーをセンター前に落とし、1、3塁とチャンスを広げると、続く代打モタの5球目に二盗を決め、プロ通算235試合目で初の盗塁を記録した。
しかし、モタが三振に倒れ、大城卓三が走って作ったチャンスを活かせず、広島カープに3連敗を喫した。
大城卓三はここまで、打率.279、本塁打5、打点15とここぞの場面で一発を放てる捕手として結果を出しており、守備では菅野智之とバッテリーを組み、開幕8連勝に導く好リードを見せている。
左尺骨の骨折で離脱していたライバル小林誠司の1軍復帰も間近に迫る中で、打撃と守備で躍動する大城卓三が今度は走塁でも自分の存在感を発揮し始めている。
巨人の正捕手争いはここからシーズン終盤に掛けてますます激しくなりそうだ。
公開日:2020.08.24