4番として5試合目で初めて勝利に導く打点を挙げたサンズ
8月25日に阪神甲子園球場で行われた中日ドラゴンズとの一戦で、4打数2安打1打点と決勝打となる逆転タイムリーヒットを放ったジェリー・サンズ。
2回に中日ドラゴンズに先制され、1点を追いかける阪神タイガースは3回、中日ドラゴンズ先発小笠原慎之介がフォアボール連発で1アウト満塁の場面を作ると、陽川尚将が犠牲フライで同点に追いつくと、2アウトながらここで逆転しておきたい場面でサンズが打席に立ち、フルカウントから高めの直球をフルスイング。強振したことが功を奏し、詰まりながらもライト前へ落ちていき、2塁走者の近本光司を生還させた。
4番として5試合目で初めて勝利に導く打点を挙げたサンズは、「みんな良い働きをして塁に出ていたので、自分の仕事をしっかりすることができて良かった」と4番の仕事をようやく果たせ、ホッと胸をなでおろした。
セ、パ両リーグトップの得点圏打率.459とチャンスの場面で躍動続けるサンズには、引き続き4番としてここぞの場面で打点を稼ぐバッティングに期待したい。
公開日:2020.08.26