本塁打も打点もリーグ上位
阪神が9月4日の対巨人戦で5対4と競り勝った。この試合で貴重な15号2ランを放ち、勝利に大きく貢献したのがジェリー・サンズ外野手だ。
サンズは昨季は韓国でプレー。打率.305の28本塁打113打点と成績を残し、阪神では開幕前から4番候補ではあったが、未知数であったのも事実。
シーズンが始まると開幕スタメンは逃すものの、徐々に6番、3番でのスタメンが目立つようになり8月20日以降は、4番に座り続けている。
9月4日までで、本塁打数15本は巨人の岡本和真の19本に次ぐ2位。打点47も岡本和真の55を追う4位だ。開幕当初はスタメンではなかったため差はあるが、まだタイトル射程圏内と言える。
9月4日には勝利したものの、まだ首位巨人とは6.5ゲーム差。数字的には苦しい。だが阪神が逆転Vを決めるとしたら、きっとその立役者の一人はサンズに違いない。タイトル獲得、そして逆転Vを目指し、サンズは今日もバッターボックスに立ち続ける。
公開日:2020.09.05