吉兆の象徴「赤富士」「龍」「鶴」が立体アートに

最背面の空には、細長くちぎった金や銀の箔を敷き詰め、光の濃淡によって動きのある空模様を表現。これは琳派の絵師・俵屋宗達や尾形光琳らが用いた空間処理の手法にも通じるものです。 中央の富士は、時間帯や季節によって姿を変える山の表情を、赤・青・銀の金属粉と、金沢箔の散らし技法で描いています。山頂の雪は密に、裾野は淡く。箔貼り職人の高度な技術が、自然の呼吸を感じさせる一枚に仕上げています。 手前の雲や縁起物には、ふっくらとした質感とともに金属粉を蒔き、箔の輝きと調和させています。この“ふくふく”とした柔らかな表現技法が、シリーズ名「福福箔」の由来でもあります。
さらに、作品の裏面など見えない部分にも箔を施すなど、細部に至るまで一切の妥協なく仕上げています。 ■ 福福箔 額「赤富士」
福福箔 額「赤富士」
葛飾北斎による「凱風快晴」
葛飾北斎による『冨嶽三十六景』の一つ、「凱風快晴」(がいふうかいせい)をモチーフにしています。早朝、太陽の光を受けて赤く染まる「赤富士」。この現象は、夏から秋にかけてのごくわずかな時期で、なおかつ空気がよく澄んだ早朝という限られた条件でしか見ることができません。そのため、古来より赤富士は最高の縁起物とされてきました。 ■ 福福箔 額「富士と鶴」
福福箔 額「富士と鶴」
葛飾北斎による「相州梅沢左」
葛飾北斎による『冨嶽三十六景』の一つ、「相州梅沢左」(そうしゅううめざわのひだり)をモチーフにしています。古来より、「富士」は「不死」に通じ、「永遠の命」を意味するとされてきました。また「鶴」は長寿の象徴としてよく知られています。鶴の鳴き声は高く遠く響くことから、天の神々にまで届くとされ、人と神をつなぐ存在ともされてきました。 ■ 福福箔 額「富士越龍」
福福箔 額「富士越龍」
葛飾北斎による「富士越龍図」
葛飾北斎の最後の作品とされる肉筆浮世絵、「富士越龍図」(ふじこしりゅうず)をモチーフにしています。富士と龍は「富士=不時」「龍=断つ」という響きから、不幸を断つという吉祥の願いが込められています。また、風水において「昇り龍」は、すべての運気を高めると信じられています。 【商品詳細】
商品名:福福箔 額
サイズ:W273 × D520 × H18mm
価格:各33,000円(税込)
ラインナップ:赤富士/富士と鶴/富士越龍(合計3種) ■発売日:2025年7月1日(火)■販売:箔一各直営店、および公式オンラインショップ「HAKUICHI STYLE」
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