巨人を負けさせない繋ぐ一打光ったウィーラー
9月10日にナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズ戦で4打数1安打とここぞの場面で繋ぐ一打をきっちり放ち、吉川尚輝の2点タイムリー三塁打を呼び込んだゼラス・ウィーラー。
1点を追いかける8回、丸佳浩が内野安打で出塁し、ノーアウト1塁で打席に立ったウィーラーは、1発逆転を狙いにいく大振りのスイングではなく、レフト前へ繋ぐバッティングを披露し、吉川尚輝へノーアウト1、2塁のチャンスを回した。ウィーラーから吉川尚輝が受け取ったチャンスのバトンをしっかりと返すタイムリースリーベースヒットを放ち、一時勝ち越しに成功した。
吉川尚輝の2点適時打を生んだウィーラーの繋ぐ一打が巨人を負けさせなかった一打となったのではないだろうか。
巨人が負けない理由の一つとして、ここぞの場面で自分の役割をしっかりと把握し、模範解答のバッティングができるウィーラーがいることが挙げられるはずだ。
公開日:2020.09.11