三振職人・昨年に日本ハムから来た鍵谷陽平
9月13日、先発のメルセデスがピンチを招いたところで、2番手の鍵谷陽平が連続三振を奪って点を与えなかった。
前日の12日にもピンチで登板、やはり連続三振で切り抜けている。
ランナーを背負ったピンチの場面では、やはり三振が欲しい。バットに当てられるとヒットでなくとも点が入るケースが多々あるからだ。
この鍵谷陽平、昨年から巨人に来た選手で巨人ファンにもまだ馴染みが少ないかもしれないのでご紹介したい。
1990年生まれ、北海道亀田郡出身。奨学金を借りて中央大学・法学部へ行った苦労人。
中央大学野球部時代は、昨日ロッテに行った澤村拓一の2年後輩だった。
2012年にドラフト2位で地元北海道の日本ハムに入団。
プロ野球界、令和最初のトレードは巨人と日本ハムの2対2トレードだった。宇佐見真吾と吉川光夫が日本ハムへ、藤岡貴裕と鍵谷陽平が巨人に移籍。
三振を取る力は数字もちゃんと示していて、今シーズンの奪三振率は巨人投手陣(10試合以上登板)の中で戸郷翔征に次ぐ2位だ。
三振が欲しいここぞというピンチにこういう投手がいる。巨人の強さはここにもある。
公開日:2020.09.14