新人でも負のスパイラルに陥らない「リカバー」の能力がスゴイ
9月27日、戸郷翔征が8月27日のヤクルト戦以来、ちょうど1ヶ月ぶりの勝利をあげた。
特に前回の登板は5イニングで6失点と、デビュー以来で最も苦しいピッチングをしたといっても過言でなかった内容。
今回も初回にいきなり、大島洋平、京田陽太と連続ヒットを浴びた時には嫌な予感がしたが、その後のクリーンアップを押さえたことが大きかった。
前回登板から、そして初回の連打された後から自らを「リカバー」したことは、やはり新人離れした能力と言わざるを得ない。
これにより、原監督の評価を今まで以上に得るものになったと思われる。
これで成績は8勝4敗となった。新人離れしている能力の持ち主の戸郷翔征にとって「新人王」が、かなり現実的なものとして見えてきた試合となった。
公開日:2020.09.28