9月月間9本塁打はセ界トップの大山悠輔
9月29日に阪神甲子園球場で行われた中日ドラゴンズとの一戦で、4打数3安打1HR1打点と本塁打王争いトップの岡本和真に1本差に迫る第22号弾丸ライナーホームランを放ち、阪神タイガースを連勝へ導いた大山悠輔。
2点差でリードする中、迎えた6回先頭打者で打席に立った大山悠輔は、中日2番手藤嶋健人の外角ストレートを捉え、弾丸ライナーでバックスクリーン左に放り込んだ。
この一発に対し、「最高の感触でした」。「打った後にボールがついてくる感覚というか、今までにない感覚があった。練習でやってるスイング、バッティングっていうのが、まだまだですけど少しずつできてきている」。と大山悠輔自身納得の一発を放った。
矢野監督も「入ると思わなかった。それぐらい真芯のあのライナーというのはすごい打球やった。一発で仕留めたというのも価値がある」と評価した。
これで本塁打王争いトップを走る岡本和真に1本差と迫り、バース以来となる本塁打王も現実味を帯びてきた。
9月月間本塁打はセ・リーグトップの9本。打率.305、打点24と月間MVPも射程圏内の活躍を見せている。
大山悠輔には本日の試合でも1発を放ち、9月中に岡本和真の背中を捉え、10月を迎えてもらいたいものだ。
公開日:2020.09.30