「1日3食」で整える
摂取カロリーと栄養バランスを見ながら食事記録を続けていくと、自分の食事のさまざまな傾向が見えてきます。タンパク質が不足しがちだったり、脂質と炭水化物ばかりで摂取カロリーが上限に達していたりという、栄養のばらつき。あるいは、食事時間がまちまちだったり、1日2食もしくは1食の日があったりという、食習慣のばらつき。そして、これら2つのばらつきは、実は相互に関係していることにお気づきでしょうか。
例えば、(NGとしましたが)極端に朝と昼を抜いて、夜にカロリー
上限まで食べたいものを食べたとします。しかし、私たちの体は1回の食事で吸収できる量が決まっているため、実際にはエネルギー不足(※)を起こしてしまいます。変なタイミングで甘いものを無性に欲してしまうこともありますし、別の視点では胃の容量が大きくなって過食がクセになってしまうこともあるのです。夜に上限まで食べなかったとしても、一般的に主な活動時間である朝や昼の食事を抜くと、体はエネルギー不足に陥ります。仕事や勉強への集中力が欠如したり、イライラしやすくなることがわかっていますし、ダイエット的にもエネルギーを捻出するために筋肉が削られてしまい、太りやすい状態をつくり出してしまいます。
食事を管理するという観点からしても、朝・昼・夜に主菜・副菜・主食を基本として食べていくことで、習慣化が進み、生活にリズムがついて、諸々のコントロールがしやすくなります。食事のタイミングは生活環境によりますが、自己分析ワークシートから平均的なリズムは見えているはず。朝に時間が取りにくいなら、夜のうちに朝食の準備を進めておくなど、できることがありますね
【書誌情報】
『やせない理由はあなたのガマンにありました!』
著者: 松永健吾 著
ダイエットに失敗するのは、ガマンをするから!
本当に必要なのは、
◇これまでのダイエット経験によってつくられた
「だメンタルをリセット」すること。
◇日々、どんな食事をしていて、代謝はどういう状態か、
「自己分析」で、正しい現状把握をすること。
◇食べることをガマンするのではなく、
自己分析でわかった、自分に合う食事管理をすること。
◇やらなきゃ損!の神エクササイズで、
やせやすい体をつくること。
「制限(ガマン)」ではなく「管理」をすることが、
ダイエットの成功のカギです!
世界一寄り添うパーソナルトレーナーが、
一生やせる方法をガイドします。
公開日:2020.10.08