プロ初の1番スタメンでマルチ放った小幡竜平
10月6日にマツダスタジアムで行われた広島カープとの一戦で、5打数2安打とプロ初の1番スタメンでマルチヒットを放った小幡竜平。
阪神タイガースが1点を追う6回の先頭打者で打席立った小幡竜平は、広島カープ先発の九里亜蓮の低め変化球にバットを合わせ、緩いゴロで快足を飛ばしてショート内野安打で初ヒットを放つと、そのまま同点のホームを踏んだ。同点で迎えた9回にはフランスアのストレートをシュアな打撃でレフト前に運び、プロ初の1番スタメンでマルチヒットを記録した。
10月すでに9本のヒットを放っている近本光司は、このままのペースを維持できれば、月間安打数が驚異の50本ペースだ。
小幡竜平を1番に抜擢した矢野監督は、「小幡自身はよくやったと思うし。食らいついていったし、フランスアとか、ああいう左投手からしっかりヒット打ったっていうのも大きいと思う」。と1番小幡の起用に手応えを語った。
正遊撃手の木浪聖也がコロナ禍で離脱している今、本気で定位置奪取を狙い、小幡竜平がどこまで食らいつけるか注目だ。
公開日:2020.10.07