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筋トレ前?後?ダイエット中のナイスな食事のタイミングとは?

Text:松永健吾

食事はおなかが空いてから!

より効率的にやせやすい体に近づけるために、食事のタイミングをホルモン分泌の観点から割り出していきましょう。聞きなれない専門的な用語も出てくるので、ここで何をお伝えしたいのか、先に言っておくと空腹を感じてから食事をとろう。なんなら食事の前に筋トレをすると、もっといいよ〜!ということです。ホルモン分泌に目を向けるのは、食事(糖質)をとると血糖値が上昇してから「インスリン」というホルモンが分泌され、体が脂肪も筋肉もつきやすい合成モード(※)に入るからです

一旦上がった血糖値は大体4時間でもとに戻りますが、ここで食事をとらずにいると、下がり続けます。すると今度は、血糖値を上昇させようとする「グルカゴン」が分泌されます。グルカゴンが分泌されると、空腹を感じるのですが……ここに注目!このときの体は分解モード。脂肪が分解されて血中を漂っている状態にあるため、おなかが減ったからといって慌てて食事をするのはかなりもったいない! おなかが減った、という状態をしばし味わってから、食事をとりましょう。普段、おなかが減っていないのに「そろそろお昼の時間だから.」と惰性で食べている人は特に注目! 食事は時間ではなく、空腹具合でタイミングを管理するのが正解です。

また、分解モード時に筋トレを行うと、通常時よりも体脂肪がエネルギーとして消費される=脂肪がよく燃えます。つまり、空腹時こそ燃焼チャンス!なのです。例えば、朝食を7時にとった場合、
11〜12時が最初の燃焼チャンスタイムです。空腹を味わった上で、12〜13時に昼食をとり、16〜17時の2度目のチャンスタイムを経て17〜18時に夕食をとる、というサイクルの出来上がり。

【書誌情報】
『やせない理由はあなたのガマンにありました!』
著者: 松永健吾 著

ダイエットに失敗するのは、ガマンをするから!
本当に必要なのは、

◇これまでのダイエット経験によってつくられた
 「だメンタルをリセット」すること。

◇日々、どんな食事をしていて、代謝はどういう状態か、
 「自己分析」で、正しい現状把握をすること。

◇食べることをガマンするのではなく、
 自己分析でわかった、自分に合う食事管理をすること。

◇やらなきゃ損!の神エクササイズで、
やせやすい体をつくること。

「制限(ガマン)」ではなく「管理」をすることが、
ダイエットの成功のカギです!

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