過去に5頭いる3冠牝馬の次走は2勝3敗
非常に強かったデアリングタクト。休み明けの競馬であのパフォーマンスなのだから、同世代の牝馬の中では2枚も3枚も力が上だった。
さあ、気が早い話だがデアリングタクトの次走は引き続き狙えるのかどうか、過去の3冠牝馬の歴史から検証していきたい。
過去の3冠牝馬の次走は以下。
・メジロラモーヌ 次走【有馬記念】2番人気/9着
・スティルインラブ 次走【エリザベス女王杯】1番人気/2着
・アパパネ 次走【エリザベス女王杯】1番人気/3着
・ジェンティルドンナ 次走【ジャパンカップ】3番人気/1着
・アーモンドアイ 次走【ジャパンカップ】1番人気/1着
メジロラモーヌは出走前から有馬記念での引退が決まっていて、どこか勝負にこだわっていない雰囲気もあった。
その後の2頭はエリザベス女王杯に出走して、人気に応えられず敗戦。
逆に最近の2頭はジャパンカップで1着。特にジェンティルドンナは単勝660円の3番人気と“三冠牝馬なのに美味しい配当”であった。
昨日に引退したエネイブルを象徴に、ここ最近は世界的に牝馬の強い時代となっているが、「ジャパンカップでも勝負になる」と陣営が判断するほど強気な決断をするほどの馬なら“買い”でOKと判断する。牝馬の切れ味は東京競馬場で活きる傾向にあるのは事実。
デアリングタクトの次走はエリザベス女王杯か? ジャパンカップか? 陣営の発表を待ちたい。
公開日:2020.10.19