しっかりと活躍する過去の巨人ドラフト1位選手
ドラフト会議が終了した。巨人は亜細亜大学の平内龍太(投手)が1位指名選手だった。
やはり「ドラフト1位」というのは特別なもの。しかし、必ずスター選手になるかと言うとそうではない厳しい世界でもあるプロ野球。
そこで、過去の巨人ドラフト1位選手を振り返りたい。(高校生と大学生・社会人のドラフトが統合された2008年以降)
2019年/1位・堀田賢慎(投手)
2018年/1位・高橋優貴(投手)
2017年/1位・鍬原拓也(投手)
2016年/1位・吉川尚輝(内野手)
2015年/1位・桜井俊貴(投手)
2014年/1位・岡本和真(内野手)
2013年/1位・小林誠司(捕手)
2012年/1位・菅野智之(投手)
2011年/1位・松本竜也(投手)
2010年/1位・澤村拓一(投手)
2009年/1位・長野久義(外野手)
2008年/1位・大田泰示(外野手)
率直な感想としては「1軍で活躍する選手になる確率が高い」という印象。
岡本和真・菅野智之のネームバリューがやはり目を引くし、ここ最近では高橋優貴、吉川尚輝の名前もある。
10年以上前でも澤村拓一、長野久義、大田泰示といまは他球団に移籍したが、活躍している人気選手ばかりだ。
その一方で今年の新人王候補の戸郷翔征は2018年のドラフト6位。ライトのレギュラーを掴み、2番バッターとして活躍している松原聖弥は2016年の育成ドラフト5位と指名が下位だった選手からも活躍する選手がしっかりと出てきている。
「原辰徳監督のクジ運が悪い」「巨人は育成力に疑問がある」などの記事を目にすることもあるが、歴史を振り返れば決してそんなことはないことが分かる。
公開日:2020.10.27