巨匠アーウィットと東京の感性が出会う!ライカギャラリー表参道で「写真の対話」展が10月1日スタート!


写真界の歴史を彩る巨匠と、現代東京のストリートを切り撮る鋭い感性。時代と場所を超えた**「写真の対話」**が、いよいよ表参道で実現します!
ライカカメラが誕生した「ライカI」の100周年を記念した国際巡回写真展**「In Conversation」**の第10章として、ライカギャラリー表参道にて特別な展示が開催されます。
「In Conversation」:エリオット・アーウィットとジョン・サイパル
本展で対話を繰り広げるのは、2023年に「ライカ・ホール・オブ・フェイム・アワード」を受賞した写真界の巨匠 **エリオット・アーウィット(Elliott Erwitt)**と、東京を拠点に活動する米国人写真家 **ジョン・サイパル(John Sypal)**です。

(C) Elliott Erwitt/MAGNUM PHOTOS, Leica Hall of Fame Award 2023, Leica Gallery Wetzlar 2023

(C) John Sypal
過去(アーウィット)と現在(サイパル)の視点
写真家 | 特徴 |
エリオット・アーウィット | 歴史的瞬間から日常のユーモラスな一コマまで、軽やかかつ知的なまなざしで切り撮る。マグナム・フォトに長年所属し、報道・商業写真・映像分野で活躍。 |
ジョン・サイパル | 現代東京の街角で、偶然訪れる一瞬を逃さず捉える鋭い感性の持ち主。「Tokyo Camera Style」を通じ日本の写真文化を世界に紹介。伝統的なフィルム・暗室技法も用いる。 |
両アーティストは、“最も魅力的な写真は、直接的な関わりと愉快な楽しみを通じて世界そのものの中に発見される”という信念で結ばれており、それぞれの独特な視点が、時を超えて共鳴します。
銀塩プリントが語り合う「生きている瞬間」の繋がり
会場では、オリジナルの銀塩プリントが展示され、時代や場所を超えて「生きている瞬間」に根ざした作品の深いつながりを楽しむことができます。
歴史的瞬間と現代の日常、ユーモアと鋭い感性が交錯する空間で、写真という芸術が持つ普遍的な力を体感してください。
入場無料なので、ぜひこの機会に、世界中を巡る特別な写真展を堪能してみてはいかがでしょうか。
写真展 開催概要
タイトル | In Conversation: A Photographic Dialogue Between Elliott Erwitt and John Sypal |
会期 | 2025年10月1日(水)- 11月30日(日) |
会場 | ライカギャラリー表参道 (ライカ表参道店2F) |
所在地 | 東京都渋谷区神宮前5-16-15 |
時間 | 11:00 - 19:00 |
定休日 | 月曜 |
入場料 | 無料 |
※状況により会期・時間が変更になる場合があります。
エリオット・アーウィット Elliott Erwitt
(C) Elliott Erwitt/MAGNUM PHOTOS, Leica Hall of Fame Award 2023, Leica Gallery Wetzlar 2023
1928年7月26日、パリに生まれる。幼少期をミラノで過ごし、1938年に再びパリへ移り、翌年には一家でアメリカへ移住。そこで写真と出会う。
1953年よりマグナム・フォトに所属し、数度にわたり会長を務める。報道の仕事と商業写真を行き来しつつ、常に自身の作品制作
にも取り組んだ。
1970年代には映像分野に力を入れ、ドキュメンタリーを制作。さらに1980年代には一連のテレビコメディ作品も手がけている。
2023年、「ライカ・ホール・オブ・フェイム・アワード」を受賞。同年11月、ニューヨークで逝去。
ジョン・サイパル John Sypal
1979年、アメリカ・ネブラスカ州生まれ。
2001年に写真を始め、2004年に日本へ移住後は東京のギャラリーで定期的に作品を発表している。
2008年からは「Tokyo Camera Style」を通じて、日本の写真文化を世界へ紹介。
2010年にはアーティスト運営による東京のトーテムポールフォトギャラリーに加わり、伝統的なフィルムや暗室技法を用いながら、毎年複数の個展を開催している。これまでに自身の写真集を5冊出版しているほか、写真集や写真展のレビューも数多く執筆している。
