アーモンドアイが挑む前人未踏のGⅠ8勝!! それに立ちはだかる壁とは!?
今週は、東京競馬場で秋の中距離決定戦!! GⅠ天皇賞(秋)が開催される。
注目は、アーモンドアイが前人未踏の芝GⅠ8勝目を、飾れるかどうか!? この一点に尽きる。
12頭の出走馬の中でアーモンドアイのライバルとなりそうなのが、宝塚記念を勝った「クロノジェネシス」、近走が復調気配の「キセキ」、天皇賞(春)を勝った「フィエールマン」、昨年の天皇賞(秋)を2着の「ダノンプレミアム」、香港カップ勝馬「ウインブライト」などと思われる。
そんな今回の天皇賞(秋)だが、アーモンドアイにとって厳しいデータがあるのでご紹介しよう!!
それは、長い天皇賞(秋)の歴史の中で、連覇を達成したのは1頭のみということ。その馬は「シンボリクリスエス」。
天皇賞(秋)の連覇が、いかに難しいことなのかが分かる。
その「シンボリクリスエス」も連覇のジョッキーは岡部幸雄→O.ペリエとジョッキーは別。同一馬同一騎手での連覇というのは今までないのだ。
ちなみに、C.ルメールは騎手として天皇賞(秋)を2連覇中。これは、O.ペリエ(2003、2004)、武豊(2007、2008)と並んで、天皇賞(秋)が2000mで施行されたからの、1984年以降では最多タイとなり、騎手で3連覇を達成した者は、未だいないのだ。(1984年以前を含めた天皇賞(秋)では、1949~1951の保田隆芳騎手による3連覇が最高)
果たしてアーモンドアイは、史上2頭目、牝馬としては初の連覇馬となることが出来るのか?
ここで、2000mで施行されるようになった1984年以降、騎手連覇に導いた馬を紹介しよう!!
O.ペリエを連覇に導いたレジェンド馬
2003年「シンボリクリスエス」
天皇賞(秋)、有馬記念の連覇を達成し、GⅠ4勝を挙げ、種牡馬としても活躍。
2004年「ゼンノロブロイ」
テイエムオペラー以来の秋古馬3冠を達成した馬。
武豊を連覇に導いたレジェンド馬
2007年「メイショウサムソン」
2006年の皐月賞、ダービー馬で、4歳時に天皇賞(春)(秋)の連覇を達成した馬。
2008年「ウォッカ」
牝馬として3頭目のダービー制覇を達成し、GⅠ7勝を達成している馬。
C.ルメールを連覇に導いたレジェンド馬
2018「レイデオロ」
2017年のダービー馬、GⅠ2勝挙げ、現在は種牡馬として繋養されている。
2109「アーモンドアイ」
現在GⅠ7勝を挙げている、現役最強牝馬。
果たしてアーモンドアイは、シンボリクリスエス以来の連覇を達成出来るのか!?
発走は、11月1日 東京競馬場 11レース 15時40分予定。
公開日:2020.10.29