睡眠=ラベンダーの香りだけじゃない!? 睡眠の質を上げるアロマを選ぶ新常識とは【1週間で勝手にぐっすり眠れる体になるすごい方法】

枕元のアロマオイルが睡眠の質を上げる

気分をリラックスさせて心地良い眠りにつくために、「香り」はとても効果的です。なぜなら五感の中でも嗅覚は、直接脳に働きかけ、副交感神経を活性化できるから。そのためリラックス効果が高い香りを嗅ぐと、副交感神経が高まり、心身を活動モードからリラックスモードに切り替えることができます。

その香りの効果を最大限に引き出すのが「アロマオイル」。多種多様な香りがあり、鎮静効果やリフレッシュ効果など、香りによって作用も異なります。リラックス効果があるものとしては、ラベンダーやベルガモット、カモミールなどが代表的。ラベンダーやカモミールは神経を鎮めて緊張を和らげる効果、ベルガモットは気分の落ち込みを和らげ、ストレスを緩和する効果が。一方で、華やかな香りのするジャスミンやローズは覚醒作用があるといわれています。

しかし、本当にすべての人に同じように作用するのでしょうか。実際のところは、アロマ効果は「人それぞれ違う」ともいえそうです。本場イギリスでアロマテラピーを学んだ友人の話では、精神が鎮静化する香りを目隠しして嗅ぎ、脳波を調べたところ、鎮静化傾向の人もいれば、逆に覚醒化する傾向の人もいたとのこと。

結局、「自分が好きな香りかどうか」が重要。いくら鎮静効果があるといっても、嫌いな香りではリラックスできません。まずは一番好きな香りのアロマを枕元に置いて、試してみてください

睡眠=ラベンダーの香りでなくてもいい

ラベンダーの香りは、眠りのためのアロマというイメージがありますが、苦手な場合はかえってストレスに。逆に覚醒効果のあるジャスミンやローズの香りでも、好きな香りであれば睡眠の質を上げてくれます。

ディフューザーの音が苦手なときは?

リラックスしたいときに役立つディフューザーですが、睡眠時には音が気になることも。少し離れた場所に置いたり、ディフューザのかわりにハンカチやアロマストーンを取り入れるのもおすすめです。

ハンカチやティッシュにアロマをたらす

拡散力は劣りますが、睡眠時に枕元に置く分には十分。ティッシュやコットンなら、さらに気軽に日替わりで香りを楽しめます。

アロマストーンにアロマをたらす

アロマをたらして香りを楽しむ置き石で素焼きの陶器や石膏などでつくられています。自然に香りが広がり、インテリアとしてもおしゃれ。



【出典】『1週間で勝手にぐっすり眠れる体になるすごい方法』著:石川泰弘/監修:新見正則

【書誌情報】
『1週間で勝手にぐっすり眠れる体になるすごい方法』
著:石川泰弘/監修:新見正則


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