連覇した馬は過去に4頭。最後は06年~07年のダイワメジャー
京都競馬場が改修のため、阪神競馬場で行われる「マイルチャンピオンシップ」。
1984年にグレード制導入年に新設され、春は安田記念、秋はマイルチャンピオンシップというのがマイル王者を決める2レースである。
過去10年の勝ち馬を遡ると、前走が富士S、毎日王冠、安田記念、スプリンターズS、天皇賞(秋)、スワンS、京都大賞典と、距離や休養期間など多種多様で、王道ローテがないレースである。
また、連覇した馬は06~07年のダイワメジャーまで遡らないと存在しない。最近はマイル戦国時代だ。
今年も、昨年覇者・インディチャンプを筆頭に、春の安田記念の勝ち馬・グランアレグリア、香港マイル勝ち馬・アドマイヤマーズ、3冠馬・コントレイルといい勝負をしたサリオス、NHKマイル勝ち馬・ラウダシオンなど、マイルの猛者どもが集結してた。
インディチャンプは13年ぶりの連覇馬となることが出来るのか!?
ここで連覇馬をおさらいしてみよう。
1984、85年連覇「ニホンピロウイナー」
GⅠ3勝。種牡馬としてもヤマニンゼファーやフラワーパークなどのGⅠ馬を輩出。
1991、92年連覇「ダイタクヘリオス」
勝ったGⅠはマイルCSの2勝。種牡馬としてスプリンターズSを制覇したダイタクヤマトを輩出。その他ダートでの活躍馬も輩出。
2003、04年連覇「デュランダル」
豪脚を武器にGⅠを3勝。1200mからマイルで活躍。種牡馬としてはエリンコートがオークスを制覇。
2006、07年連覇「ダイワメジャー」
クラシックの皐月賞を含むGⅠを5勝。種牡馬としては芝でもダートでもGⅠ馬を輩出。
こういった偉大な先輩たちに肩を並べることが出来るのかインディチャンプ!!
発走は、11月22日 阪神競馬場 15時40分予定。
公開日:2020.11.19