【秀吉の舟遊びを再現】世界遺産・醍醐寺の紅葉ライトアップで「能 × 笙」夜間特別上演!

~紅葉に染まる三宝院庭園に浮かぶ舞台!幽玄の能楽と幻想の笙が水面に舞う奇跡の共演~

京都市伏見区の世界遺産醍醐寺・三宝院は、豊臣秀吉ゆかりの庭園にて、秋の紅葉ライトアップと合わせて楽しむ**夜間特別上演(能 × 笙)**を開催します。

本催しでは、かつて秀吉が「醍醐の花見」に際して庭園で行った**「舟遊び」を現代に再現**。三宝院の池に浮かべた船を舞台とし、能楽師による仕舞や、雅楽の中でも幻想的な鳳笙(ほうしょう)の生演奏が、秋の夜空に響き渡ります。

歴史、自然、古典芸能が溶け合う、世界遺産 醍醐寺ならではの幽玄の世界をご体感いただけます。

開催概要と演目の見どころ

能楽師の河村 晴久氏(観世流)と鳳笙奏者の井原 季子氏が、月齢に合わせた日程で出演。能の一番の見どころを堪能できる「仕舞」で、その骨格を味わえます。

日程演目月齢演目紹介
11月29日(土)仕舞『藤戸』・『船弁慶』半月秘められた罪と亡霊、劇的な展開の名作。
11月30日(日)鳳笙演奏半月雅楽の中でも幻想的な音色が夜気と響き合う。
12月 6日(土)鳳笙演奏満月満月の夜に、水上に広がる複雑な倍音。
12月 7日(日)仕舞『融』・『船弁慶』満月月光と庭園が最も調和する幽玄の世界。

【開催場所】

醍醐寺 三宝院庭園(雨天時:表書院)

【料金】

通常拝観料 1,000円(現地にてお支払いください)

本催しの見どころ

  • 1)秀吉ゆかりの庭園で「舟遊び」を現代に再現: 歴史的にも特異な舟遊びが、秋夜の池に浮かぶ舞台で蘇ります。
  • 2)紅葉ライトアップとの奇跡の共演: 能や笙の音色が、水面に映る紅葉と月光に溶け合い、幻想的な空間を創出します。
  • 3)千年続く祈りと文化を体感: 世界遺産の寺院が夜間に特別公開される希少な機会です。

本プロジェクトは、醍醐寺が守り伝えてきた国宝・重要文化財を次代へ継承するための取り組みの一歩です。ぜひ、この特別な「京都の夜」にご来場ください。

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